『庖丁正宗』(ほうちょうまさむね・通称 ほー)について書きました。ほーはストレートに可愛いルックスなので、実装前からファンになった方も多いのではないでしょうか? ぜひ読んでください!!
基本情報
巫剣属性 | 信属性 |
タイプ | 疾風 |
手入れが発生する贈り物 | 水墨画 |
得意依頼 | 工房 |
親愛度2倍選択肢 | 「やる気があって良いことだ」 |
報酬2倍選択肢 | 「牛王はいないが平気か?」 |
庖丁正宗の歴史
庖丁正宗は石田切込正宗や疱瘡正宗と同じ、鎌倉時代の名匠『相州正宗』の鍛えた短刀です。室町~安土桃山時代には安国寺恵瓊(あんこくじえけい)という僧侶であり武将でもある人の所有刀でした。しかし関ケ原の戦い後、敵対していた東軍の戦国武将、奥平信昌(おくだいらのぶまさ)に奪われ、奥平信昌から息子である松平忠明(まつだいら・ただあきら)に渡り、以降松平家に伝来します。松平家は江戸時代後期には武州忍藩(ぶしゅうおしはん・現在の埼玉県)の藩主となります。明治維新後は個人蔵となり、現在は東京都の永青(えいせい)文庫美術館に所蔵されています
刀剣としての庖丁正宗
刃長21.8cmの短刀で、透し正宗、ほりぬき正宗は刀身の一部が向こう側まで貫通していますが、この庖丁正宗は貫通していません。代わりに特徴なのが、刀身の表と裏で彫り物が違うことです。片面には不動明王が持つ剣と、透し正宗にも刻まれている爪。もう片方には梵字(ぼんじ・古代インド語)が彫られています

鎌倉時代には文永の役・弘安の役(ぶんえいのえき・こうあんのえき)という大規模なモンゴルの侵攻がありました 。庖丁正宗は外国(モンゴル)の侵略から国を護る祈りのために作刀されたという逸話があります。 刻まれている梵字も加護のある言葉なのかもしれません。ちなみに『包丁正宗』ではなく『庖丁正宗』で正しい表記になります(^^)
天華百剣の『庖丁正宗』
一番心配だった巫剣
三姉妹の中で、一番心配だったのがほーです。何故なら「牛王さんに憧れている」と口にしているのに全然牛王吉光と似ていないからです。普通、誰かに憧れてるときってその人の真似から入りますよね? 牛王は常に冷静沈着ですし薬学の知識もあるわけですからたぶん書物を読むのも好きなのでしょう。でもほーは落ち着きがないし、如何にも読書とかしなさそうですよね……なので「設定に無理があるんじゃ…」と思っていました
個別ストーリーを読んだら
意外なことにけっこう面白かったです!! まったく似ていない人を師匠に選んだほーですが、だからこそ吸収するものが多いのかもしれません。姉や妹と違って、自分の不得意なものも詰め込まれると思いますが、そこは牛王先生に任せましょう(笑) 今後この師弟関係でどのような化学反応が起きるのか、非常に楽しみですし、ほーが三姉妹の中で一番化けるかもしれないですね

戦闘モーション
得意技は自分と味方全員に剣技強化のバフをかけます。共闘で使えるのも嬉しいです! 奥義は『でっかい雷』を落とすのですが、危うく自分がでっかい骨になりかけます(笑) この元気さはずっと持ち味でいてほしいですね(^^)
以上、庖丁正宗の記事になります。ほーは牛王吉光の弟子なわけですから、このバイタリティの高さに加え観察力、視野の広さ、医学をはじめとする諸般の知識がつくわけですよね。え、何その全局面対応型フル装備……! ほーはとにかく活き活きしているので、プレイするだけで元気がもらえるキャラクターです。ハイブリッドな今後のほーに期待です!!